減速機の補修では、「工場を止めていられる時間」が限られているケースがほとんどです。
設備停止時間をできるだけ短くするためには、事前の情報共有と準備が非常に重要になります。
設備停止時間短縮のために、事前にご準備いただきたい情報
- 減速機の設置場所・系統と、停止可能な時間帯(例:月次の計画停止日など)
- 現在の症状(異音・振動・温度・油漏れ)と発生条件(負荷・回転数・使用時間)
- 銘板の写真(メーカー名・型式・減速比・製造番号など)
- 据付状況の写真(全景・周辺機器・基台・カップリング接続部など)
- 過去のトラブル・補修履歴(分かる範囲で)
これらの情報が揃っていると、事前検討の段階で次のようなことが可能になります。
- 必要となりそうな部品や材料の候補をあらかじめ洗い出す
- 非破壊検査の実施可否や、分解場所(現地/持ち帰り)の検討
- 停止時間内に行える作業範囲と、次回計画停止に回す作業の整理
依頼時のポイント
・「いつまでに稼働再開が必要か」をあらかじめ共有いただく。
・作業できる時間帯や安全上の制約(高所・狭所・防爆など)を事前に確認する。
・可能であれば、事前の現場確認(下見)をご依頼いただくことで、停止当日の作業をスムーズに進められます。
このように、事前の情報共有と現場確認を通じて、
「限られた設備停止時間の中で、どこまで確実に終えられるか」をすり合わせておくことで、
補修当日の段取りが明確になり、結果として停止時間の短縮とリスク低減につながります。