シャフトの当たり面や軸受部、シール当たり面などは、摩耗や腐食によって精度が落ちても、
めっき・溶射による寸法再生で再利用できる場合があります。
- シャフトジャーナル部:クロムめっき・溶射後に研削仕上げし、公差を復元
- シール当たり面:溶射+仕上げ加工で真円度・表面粗さを確保
- ハウジング側:ブッシュ圧入や肉盛り加工により、軸受嵌合部を再生
寿命延長の考え方
・「すべて新品」にするのではなく、再生で性能を満たせる部位は再利用する。
・再生部位の強度・疲労・腐食環境を考慮し、無理のない使用条件で運用する。
・再生後は、定期点検の頻度を一段階上げ、状態監視を強化する。
再生処理により、同一部品をもう1サイクル使用できれば、
新品製作+交換工事の1回分を先送りできることになります。
適切な処理条件と使用条件の見直しを組み合わせることで、寿命延長とコストダウンの両立が可能です。