図面のない製缶品をリバース・エンジニアリングで再製作した事例

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千代田商事では、図面が残っていない設備部品や製缶品について、現物確認・採寸・スケッチ・図面化を行い、再製作につなげるリバース・エンジニアリングにも対応しています。
今回は、ガスカッター台車下部防熱板について、現物をもとに内部構造を確認し、製作用の図面作成から製作まで対応した事例をご紹介します。

ガスカッター台車下部防熱板の完成品全体写真
製作したガスカッター台車下部防熱板

図面がなく、内部構造が分からない製缶品の再製作相談

お客様より、ガスカッター設備に使用されている下部防熱板について、再製作が可能かご相談をいただきました。
対象品は、冷却水が内部配管を流れる構造になっていましたが、図面が残っておらず、配管がどのように通っているのか分からない状態でした。

また、既存品と同形状での再製作に加え、使用環境や今後の運用を踏まえた材質・仕様の検討も必要でした。
そのため、まずは現物を引き取り、切断してもよいという条件のもとで、内部構造の確認から進めることになりました。

再製作前のガスカッター台車下部防熱板の現物

再製作前のガスカッター台車下部防熱板

ガスカッター台車下部防熱板の横方向から見た現物

横方向から確認した現物の外観

現物を切断し、内部配管や補強構造を確認

図面がない製缶品を再製作するためには、外形寸法だけでなく、内部の配管経路、補強部材、取付部、開口部などを正確に確認する必要があります。
今回は、現物を切断しながら内部構造を確認し、スケッチと採寸を行いました。

外観からは分かりにくい内部の構造も、実際に切断して確認することで、再製作に必要な情報を整理できます。
特に、冷却水が流れる配管まわりは、現物を確認しながら寸法や取り回しを把握しました。

図面のない製缶品を切断し内部構造を確認している様子

現物を切断し、内部構造を確認している様子

切断した製缶品の内部構造を確認している様子

切断後に確認した内部の配管・補強構造

確認した構造をもとに製作用図面を作成

現物確認で得られた情報をもとに、再製作に必要な図面を作成しました。
外形寸法だけでなく、上面・下面の形状、断面構造、配管、取付部、整流板など、製作に必要な各部の仕様を整理しています。

このように、図面が残っていない設備部品でも、現物から構造を読み取り、製作用の図面に落とし込むことで、再製作につなげることができます。

ガスカッター台車下部防熱板の製作図面

現物確認をもとに作成した製作図面

ガスカッター台車下部防熱板の部品詳細図

部品ごとの形状・寸法を整理した詳細図

現物確認から製作まで対応

作成した図面をもとに、ガスカッター台車下部防熱板を製作しました。
現物から確認した形状や取付部、配管まわりの構造を反映し、設備に取り付けられるように仕上げています。

図面がない場合でも、現物の状態を確認しながら必要な情報を整理することで、設備部品の再製作が可能になる場合があります。
千代田商事では、協力会社と連携しながら、現物確認、スケッチ、図面化、製缶品の製作まで対応しています。

製作したガスカッター台車下部防熱板の全体写真

製作後のガスカッター台車下部防熱板

製作したガスカッター台車下部防熱板の側面写真

側面から確認した製作品の形状

製作した防熱板の取付部と配管部

取付部と配管まわりの仕上がり

図面がない製缶品・設備部品の再製作もご相談ください

長年使用されている設備では、図面が残っていない部品や、製作当時の仕様が分からない部品も少なくありません。
そのような場合でも、現物確認・採寸・スケッチ・図面化を行うことで、再製作や仕様変更に対応できる場合があります。

図面のない製缶品、設備部品、特殊形状部品の再製作でお困りの際は、千代田商事までお気軽にご相談ください。

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