いつも千代田商事のWebサイト・ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
千代田商事では、電動機(モーター)の補修対応も可能です。
今回は、1974年製の電動機(44kW級)を引き取り、補修を行った事例をご紹介します。
製造から長い年月が経過している電動機は、メーカーのアフターサービスが終了している場合や、部品の手配が難しい場合があります。
そのため、設備更新を検討せざるを得ないケースもありますが、状態を確認することで、補修による再使用をご提案できる場合があります。
今回は、更新と比較してコストと納期を抑えられる補修方法をご提案し、分解・洗浄・絶縁補強・軸受交換・社内試験まで実施いたしました。
補修前
補修前の電動機は、長年の使用により全体に赤錆が広がっており、塵埃などの付着による汚損も確認されました。
まずは外観状態を確認し、入荷時受入検査を実施しました。
電動機外観①
電動機外観②
入荷時受入検査では、外観上の損傷箇所などを確認しました。
大きな損傷は認められなかったため、分解・補修工程へ進みました。
入荷時受入検査
また、電動機に付属している温度計はガラス面が割れており、正しく機能していない状態でした。
補修にあわせて、温度計も新品へ交換することとしました。
温度計①
温度計②
分解・内部確認
電動機を分解し、内部部品の状態確認と各部測定を行いました。
古い電動機の補修では、外観だけでなく、内部部品の状態や絶縁状態を確認したうえで、補修内容を判断することが重要です。
分解作業
各部測定
洗浄・絶縁補強
分解後、ローターを含めた外部・内部の洗浄を行いました。
長年使用されている電動機は、内部にも汚れが蓄積している場合があるため、各部の状態を確認しながら洗浄を進めました。
外部洗浄
内部洗浄
洗浄後、ワニス処理による絶縁補強を実施しました。
電動機を安定して使用するためには、絶縁状態の確認と補強も重要な工程です。
ワニス処理①
ワニス処理②
ローターのバランス調整・軸受交換
ローターのバランス調整を実施し、問題がないことを確認しました。
回転機器である電動機では、バランス状態の確認も、補修後の安定運転に関わる重要な工程です。
バランス調整①
バランス調整②
軸受は新品に交換し、電動機の組立を行いました。
消耗部品を交換したうえで組み立てることで、補修後の使用に備えました。
軸受交換
組立作業
社内試験・温度計交換
組立完了後、社内試験を実施し、問題がないことを確認しました。
補修後に試験を行うことで、現地で再使用する前に状態を確認します。
社内試験①
社内試験②
破損していた温度計も、新品へ交換しました。
電動機本体だけでなく、付属部品の状態も確認し、必要に応じて交換を行います。
交換前
交換後
補修後
最後に外部塗装を行い、カップリングを取り付けて補修完了となりました。
補修前は赤錆や汚損が目立つ状態でしたが、分解・洗浄・部品交換・試験を経て、再使用に向けた補修を完了しました。
外部塗装
カップリング取付
千代田商事では、長年ご使用されている電動機でも、状態を確認したうえで補修のご提案が可能です。
新品更新と比較して、コストや納期を抑えられる場合もあります。
また、高圧電動機の固定子コイル巻替えなどの実績もございます。
電動機の更新・補修でお困りの際は、どうぞお気軽に千代田商事へご相談ください。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。