目次
- bauma2025とは?
- 展示会のテーマ
- 視察内容(世界の先端事例など)
- まとめ
bauma2025とは?
世界三大建設展示会のひとつ「bauma」が、2025年4月7日〜13日にドイツ・ミュンヘンで開催されました。
会場面積は61万4,000㎡(東京ドーム約13個分)。57ヵ国から3,600の展示ブースが集まり、200以上の国・地域から約60万人が来場する、非常に大規模な国際見本市です。
当社が過去に参加した METEC や Xponential を大きく上回るスケール感でした。
会場の様子
会場の広さは東京ドーム約13個分(61万4000㎡)
展示会のテーマ
今回の bauma は「社会課題に対するAnswerを集めるBusiness Platform」として、以下5つのテーマを掲げていました。
- Climate neutrality(気候変動対策・脱炭素)
- Alternative drive concepts(代替動力:電動・水素・バイオ燃料)
- Networked construction(デジタル連携による建設プロセス最適化)
- Sustainable construction(持続可能な建設・資源循環)
- Mining Challenge(資源確保・自動化・ESG対応)
視察内容(世界の先端事例など)
bauma2025の会場までは電車で向かいました
視察では「世界の先端事例」と「日本にはない機械」を意識して回りました。
世界の先端事例
自動車と同様に、建設機械の電動化も急速に進んでいました。キャタピラーをはじめ大手メーカーが、次の100年を見据えた電動・ネットワーク対応の機械を展示していました。
電動化が加速する建機の展示
Brokk(スウェーデン):遠隔施工・解体ロボット。安全な遠隔操作で、人が不得意な方向の作業も可能。
RSP(ドイツ):サクションエクスカベータ(大型バキューム車)。日本では見られない大きなサイズのモデルも。
MDV(イタリア):山林・山岳地帯用の遠隔操作ロボット。強力なパワーと特殊アタッチメントを備える。
まとめ
次回の bauma は 2028年に開催予定です。その間には上海などアジアでも開催が予定されています。
短い滞在ながらミュンヘン市内も散策し、マリエン広場や名物料理(白ソーセージやプレッツェル)も堪能しました。
今回得た知見を、今後の営業活動やご提案に活かしてまいります。
ミュンヘン観光
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