レール・軌条、車輪断面形状計測サービスのご紹介

今回ご紹介するのは、「レール・軌条、車輪断面形状計測
サービス」です。
『レール・軌条、車輪断面形状計測サービス』は、弊社スタッフが計測機械を使用して、レール・軌条、車輪の断面形状計測を行い、結果をご報告するサービスです。
この記事では、計測サービスの手順と計測機械の説明を交えながら、サービスについてご説明します。

計測機械の特長
  • Easy and fast measurement ~短時間で簡単~
  • User independent and reproducible results ~誰でも再現性の高い計測が可能~
  • Multifunctional and cost cutting measurement ~様々な機能用途とコストダウンを実現~
団塊世代の退職による技術伝承問題、計測者の技量によって結果が異なる技量問題などを解決できると考えております。

計測機械
レール・軌条計測の様子・計測方法
レール・軌条は、規格によって様々な大きさがありますが、計測機械内にほとんどのレール・軌条の規格値が保存されています。
計測時には、その規格値と実際の値を比較でき、差分から摩耗度合いを把握できます。

車輪の摩耗度合・レール・軌条、車輪断面形状計測機器【カリプリ】

計測結果の出力(1)
以下の画像の緑の線が、レール・軌条の規格値の架空線です。青い線は、計測した実測値が示されていて、一目で摩耗度合い(場所・数値)を把握できます。
また、DXFファイルでの出力が可能で、図面データとの比較も可能です。

車輪計測の様子・計測方法
車輪計測で一番難しいのは、車輪ツバのR部分(赤丸部)と言われています。
R部分の計測で難しいのは、基準点を見つけることです。基準点が曖昧になり、計測する人によって結果が異なってしまうことが多いと思われます。

車輪の取替え周期、摩耗具合、稼働状況を確認するには、R部分を正確に計測することが重要です。
この計測機械を使えば、計測者の技量に依存せず、毎回正確に断面形状を計測できます。
計測結果の出力(2)
車輪形状は多種多様な為に規格値はありませんが、一般的な基準データを作成して、その差を把握できます。

計測機械を使えば、独創的な技術でヒューマンエラーを排除し、正確に計測可能です。
従来の計測機にありがちだった、位置の取り方や読み間違い等も発生しません。

千代田商事では、このような世界の特異な技術と自社のサービス網を組み合わせて、お客様のお困り事を解決できるようにチャレンジしてまいります。

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