【海外視察】METEC・フェストアルピーネ製鐵所

今回のブログでは、千代田商事の海外視察レポートをご紹介いたします。
2019年6月にドイツ・デュッセルドルフで開催された世界最大規模の展示会METEC 2019の視察レポートは以前にもご紹介いたしましたが、今回はMETEC視察の追加レポートと、世界一綺麗な製鐵所として有名なオーストリアにある「フェストアルピーネ製鐵所」の見学レポートを合わせてご紹介いたします。
〈METEC出展〉 NEXT SENSE社のご紹介

写真右:NEXT SENSE社 Marketing director ハラード氏
写真左:弊社営業本部長 山川

NEXT SENSE社がMETEC2019に出展したブース
多くのご来場者が立ち寄っていました

NEXT SENSE社は、特許取得技術のCALIPRIを活用し、コンパクトな自動測定技術・形状測定技術などを開発、製造しています。製品は主に、自動車・鉄道・鉄鋼業界向で活用されています。
NEXT SENSE社の特許取得技術でもあるCALIPRIは、技術継承や技術者育成など、製造業が抱えている問題の解決にも役立っています。機器などの測定には、高度な技術と経験が求められていましたが、CALIPRIは誰でも使いやすくコンパクトな計測器で、だれでも簡単に使用できます。

作業者が直感的に作業できるように様々な工夫が施されています

【詳しいご紹介はこちら】車輪の摩耗度合 計測サービスのご紹介
千代田商事にはCALIPRIデモ機があり、車輪、レールのデモ測定を承っております。ご興味がございましたら、お問い合せください。
(NEXT SENSE会社概要) 所在地:オーストリア
自動車、鉄道、鉄鋼向けで、コンパクトな自動測定技術・形状測定技術などを開発、製造しています。
代表的な特許取得製品のCALIPRIは、測定者の技量に関わらず、高精度に車輪・レール等の摩耗具合・表面欠陥を測定できます。CALIPRIは高いテクノロジー、アルゴリズムによって測定を可能にしており、日本にはない特異な技術です。日本向けでの多くの実績を持ち、お客様にもご好評頂いております。

NEXT SENSE社 特許取得技術 CALIPRI 製品写真

本体と子機はWi-fi接続

コンパクトで持ち運びに便利
〈METEC出展〉 Pyrotek社のご紹介

Pyrotek社ご担当者と弊社担当者


実用事例1(トーピードカー)


実用事例2(タンディッシュ)

Pyrotek社は、断熱材"ISOMAGボード"を製造しているカナダの企業です。
外部からの圧力に強いのが特徴の断熱ボードをラインナップし、熱ロス低減(省エネ)や、耐火物のライフサイクルコストの削減を実現します。
高荷重、高圧力下などの過酷な環境でも、割れや収縮がほとんど起きません。また、高断熱性能を保持(比重:1202kg/㎥、圧縮強度:500℃で17Mpa)します。
海外の設備は日本の設備よりも、サイズも能力も大きい為、より強固な設計と品質を要求されます。その環境で豊富な実績がを持つPyrotek社の断熱材を千代田商事は、日本のお客様へご提供しています。ご興味がございましたら、お問い合せください。

フェストアルピーネ製鐵所見学レポート
世界一綺麗な製鐵所と言われているフェストアルピーネ製鐵所。METEC視察に合わせて見学することができました。
フェストアルピーネ製鐵所は、オーストリア第三の都市リンツにあります。ここは沿岸部ではありませんが、近くにドナウ川が流れ、その水流を利用して原料と製品を運んでいます。

フェストアルピーネ社は、リンツの他にオーストリア第二の都市グラーツ近郊のドナウィッツにも高炉一貫製鐵所を所有しています。
全社の年間粗鋼生産量は800万t規模で、リンツが550万t、ドナウィッツが250万tを生産。リンツの主力製品は自動車用鋼板(ハイテン)、ドナウィッツは条鋼の棒線やレールです。
フェストアルピーネ製鐵所構内にはメタルフォーミング部門があり、スタンピング、ブランキング、レーザー溶接などの自動車軽量化ソリューションを一貫で手掛けています。

フェストアルピーネ製鐵所は、世界一綺麗な製鐵所と言われているだけあって、目立った汚れはありませんでした。また、匂いもほとんど感じなかったです。
近くに住宅街があるために、すべての煙突に特殊なフィルターを設置して煙を完全にカットしている、と説明を受けました。それから、海沿いと違って風量が少なく、匂いが広がりにくい設計にもなっているそうです。
一般的な製鐵所では汚れが目立ち、鉄粉を浴びながら見学する事が多いですが、フェストアルピーネ製鐵所では、上工程でもスーツを着たまま歩けると感じました。

世界基準の製鐵所を見学し、日本の製鐵所との違いを強く感じました。
今後もこのような取組みを継続し、業務へのフィードバックと皆さまへの情報発信を心がけていきたいと思います。

フェストアルピーネ製鐵所 写真


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