私の仕事は製鉄所で求められる資材・機器・装置の営業です。
お客様のもとへ日々伺い、商品の仕様打合せや見積提出から納入まで一貫して行っています。
就職活動の時から「ものづくり」に携われる仕事をしたいと考えていました。
千代田商事は現場密着でお客様と新しいものづくりを共創できると思い、入社を決めました。
若いうちから、海外品の案件や数千万円規模の大きな案件など様々な事を経験でき、自分自身のスキルアップをすぐに実感できるところです。
またお客様の困っている問題を解決することで、ものづくりへの貢献を目に見える形で実感できるところです。
短納期での納入を求められる事が多く、さらに数も多いので、時間に追われる事がすごく大変です。
自分なりのやり方を見つけて効率的に業務を行えるように努力しています。
「プレゼンテーション力」と「責任感」です。
現場に密着した営業が出来るので、新しい商品やサービスの提案が行いやすい環境にあり、プレゼンテーションのスキルが自然と身に付くようになります。
また、ひとつひとつの商品が鉄という日常生活に不可欠な物の生産に寄与しており、自分の行動に対しての責任感が養われます。
決まったものを売るのではなく、「現場の問題解決」が私たちの仕事です。ものづくりの現場にはいろいろと悩みごとが転がっています。
特に製鉄の工場は非常に過酷な環境です。
製造ラインを安定的に動かすこと、人が入るにはあまりに危険といえる作業なくすこと等。
私たちは常に様々な角度から提案を行っています。
現場に最も近く、製造業の中でも日本の大きな柱となる「製鉄業」を間近で支えられる仕事に魅力を感じたからです。
デスクワークのみで完結する仕事よりも、実際に目で見て、耳で聞き、手で触れることができる商品・設備をわが身で実感できる仕事に就きたいという思いがありました。
また成果賞与等の福利厚生が充実している点も当社ならではの魅力だと思います。
お客様が不可能だと思われていたことが成し遂げられた時の喜びです。
こんなモノがあったらいい、特注品だけどすぐにモノが必要、そういった些細なことであれど、仕入先とも密に連携をとりながら達成できた時はお客様からも感謝されます。
それが自信となり、力となり次の仕事につながっていきます。
大げさかもしれませんが、ある意味では顧客の「夢」を叶えられることが最大のやりがいです。
私たちのお客様は、限られた短い工事期間の間で設備をメンテナンスしなければなりません。
一番大変だったのは100点を超える商品の仕様・数量を管理しながら、期日に間に合わせて納入することです。
とても神経を使いますし、間違いの許されない業務となります。
しかし無事工事を終えられた際は「お疲れさま！無事終わったね」と声をかけてもらえました。
求められるハードルが高い分、乗り越えた時の達成感も一段と深く感じます。
「考動力」です。現場のお客様と、様々な製品を供給する仕入先のメーカー、私たちはこの双方を繋ぐ大切なパイプ役です。
右から左へ流すだけの仕事だけでなく、求められる現場のニーズを的確につかみ取り、常に何が最適かを考えながら戦略を練っています。
製鉄所のラインは急に止められません。
いち早く問題を察知し、早期に解決するために必要な考動力(考え、行動に移す力)が、この仕事で身につく力と思います。