【海外視察】ハノーバーメッセ2018視察とドイツ企業訪問

2018年4月に、世界最大規模の産業見本市であるハノーバーメッセ(ドイツ)を視察してきました。また、SAP社やSIEMENS社をはじめとする世界のトップ企業への訪問もさせていただきました。
ハノーバーメッセ
ハノーバーメッセ2018(CeMAT(セマット)同時開催/世界最大規模の物流展示会)には、全世界から約20万人の来場者が訪れたそうです。また、会場の広さも桁違いで、東京ビックサイトの5倍とのこと。

会場内の全てを回りきることはできませんでしたが、千代田商事のテーマである「顧客との共創・イノベーション・ニッチな市場」などをキーワードに、いくつかの出展企業を訪ねてまいりました。
また、SAP社やSIEMENS社への訪問・講演にも、この機会に参加させていただきました。
基幹システムパッケージ(ERP)の世界シェアでトップを走るだけでなく、ドイツ企業のデジタル化を推進するSAP社の魅力とは、何がポイントなのか。また、IoT(モノのインターネット)分野では、ドイツが官民一体で進める「インダストリー4.0」と呼ばれる次世代の産業創出のための国家プロジェクトに参画し、独SIEMENS社や独BOSCH社と協力して世界標準策定に携わっている背景やスケールの大きさにも触れる貴重な機会となりました。
SAP社
特徴的なビジネスモデルの創出に留まらず、移民の受け入れなどを背景にした働き方改革を推進しているドイツ。多様性を享受しながら生産性を上げていくという意識の高さにも驚かされました。
ハノーバーメッセ2018にて
モーターの状態監視ユニットの展示 人と一緒に作業する協働型ロボット
ハノーバーメッセの会場は、5つのエリアで構成されていました。
<FA、ロボット、モーター、伝導機器 関連>
<IT・ソフトウェア 関連>
<電力・インフラ 関連>
<各種 産業機器 関連>
<大学・研究機関・ベンチャー企業 関連>
どのエリアも、展示企業と来場者による熱の入った商談が盛んに行われていましたが、千代田商事の未来の事業にも関わりそうな、<FA、ロボット、モーター、伝導機器 関連>・<電力・インフラ 関連>を中心に視察いたしました。
特に、製造ラインのFA、ロボットの展示を多く見かけ、いよいよ日本の大規模製造現場でも、人間に代わって作業できるロボットの導入の具体的施策を考えていくことを求められていると、強く感じました。
SAP社への訪問にて
IoT(モノのインターネット)分野で、ドイツが官民一体で進める「インダストリー4.0」と呼ばれる次世代の産業創出のための国家プロジェクトに参画しているだけあり、本当にスケールが大きく、そしてすごいスピード感でビジネスを動かしていると実感できました。
例えば、鉄道車両にセンサーを設置して、温度・圧力・車輪の摩耗状況をリアルタイムに収集。その結果、保守費用の削減を実現している事例。
他にも、業務用タイヤに組み込んだセンサーからの空気圧などのデータをリアルタイムに収集。パンク等のトラブルを予測するサービスを提供している事例。
すでに実際の現場に取り入れられている事例が豊富で、チャレンジする姿勢や変化の速さに驚かされたドイツ視察となりました。