ゴム・ウレタンロールの補修・メンテナンス工程をご紹介

はじめまして。千代田商事の原久高です。「三方よし」をモットーに、お客様・仕入先・千代田商事のすべてが発展できるよう業務に努めています。
所属は大分営業所で、おもに九州地区のお客様を担当しております。
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さて、初めて担当する今回のブログでは、「ゴム・ウレタンロールの補修・メンテナンス」の手順を紹介します。
1.使用済みロールの受け入れ
使用済みロールをお預かりし、受入検査を実施します。
劣化したゴム・ウレタンロール
お預かりしたゴム・ウレタンロールの状態を検査します。多くの場合、傷や摩耗が原因で再利用が難しい状態です。補修メンテナンスの最初のステップ、ゴム・ウレタンの剥ぎ取りに取り掛かります。
2.ゴム・ウレタン剥ぎ
ゴム・ウレタンの剥ぎ取り
旋盤で古いゴム・ウレタンを剥ぎ取り、巻き替えできるよう準備します。
ゴム・ウレタンを剥ぎ取ったロール
古いゴム・ウレタンを剥ぎ取った状態の写真です。ロール(軸)が正常化を検査し、次の工程へ進みます。
3.新ゴム・ウレタンの巻きつけ
新ゴム・ウレタンの巻きつけ
ゴム・ウレタンとロール(軸)が接着しやすいよう処理し、原材料(ゴム・ウレタン)を巻きつけていきます。
新ゴム・ウレタンを巻きつける作業員
作業員がゴム・ウレタンとロール(軸)が接着させていきます。
4.加硫、仕上げ加工
軸(ロール)にゴム・ウレタンを巻きつけた状態で加硫缶に入れる様子
ゴム・ウレタンを接着させた後、加硫缶で加硫します。ゴム・ウレタンと軸(ロール)の密着強度を高める目的で加硫します。
ゴム・ウレタンロールを補修メンテナンスした後
最後に、仕上げ加工と検査・梱包を実施。お客様への納入準備が完了です。
ゴム・ウレタンロールの補修メンテナンスの手順紹介は以上です!
すべての工程で長年の経験があるからこそ、丁寧で確実な補修メンテナンスができます。ゴム・ウレタン補修メンテナンスでお困りの方は、経験豊富な千代田商事へお気軽にご相談ください。