海外製の減速機のオーバーホールとJIS規格に合わせた改造

海外製減速機の補修・メンテナンスでは、詳細図面がないこと、それから消耗部品を取り寄せにくいことなどが課題となります。
千代田商事では、減速機の補修・メンテナンスの豊富な実績を活用して、減速機の計測・作図・部品の新規製作(JIS規格化)・JIS規格に合わせた改造・オーバーホールなどを一貫対応でき、海外製減速機の補修・メンテナンスも対応可能です。

今回ご紹介する事例でも、減速機のオーバーホールと消耗部品のJIS規格化、それから減速機本体の改造(JIS規格に合わせて)を実施しました。この補修によって、メンテナンス性も高まります。

海外製の減速機のオーバーホールとJIS規格に合わせた改造
受入れ

作図を目的に、受入れ時に計測を実施

錆、腐食箇所の確認も同時に実施

分解・点検

全部品を総点検しました

軸振れ等の動作確認も実施

PT検査

PT(非破壊)検査を実施

不具合箇所を特定

歯面にピッチングを確認

ネジ部には摩耗を確認

消耗部品(新規製作/JIS規格対応、新品交換)

オイルシールカラーをJIS規格に合う寸法に調整し、新規製作

ベアリングとオイルシールはJIS規格品を採用

入力軸・ベベルギヤの新規製作と入力軸・カバーの改造(JIS規格対応)

入力軸とベベルギヤを新規製作。JIS規格に合わせてネジ部を改造

入力軸カバーを改造(JIS規格対応)

組立・芯振れ測定・バックラッシュ測定・歯当たり確認

各種部品を組立

芯振れ測定

バックラッシュ測定

歯当たり確認

試運転後、納品しました

試運転

塗装・養生後に、お客様へ納品しました

千代田商事では、これまで様々な減速機補修を実施しました。減速機の補修メンテナンスでお困りの方は、どうぞお気軽に千代田商事へご相談ください。本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。


減速機の補修事例のご紹介